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客引きに「やつらはカス」「全員ぼったくり」 歌舞伎町街頭アナウンスの徹底攻撃

J CASTニュース
2016年11月16日 17時59分
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   客引きは「カス」で、「200%ぼったくり」――。日本一の歓楽街として知られる新宿・歌舞伎町で、こうした過激な内容のアナウンスが定期的に放送されている。悪質な「客引き行為」への注意を促すため、地域団体が企画したものだ。

   「カス」といった攻撃的なセリフを発しているのは、『皇帝ウインドブラストX』と名乗るアニメ風のキャラクターだ。どこか時代がかった口調で、歌舞伎町を訪れる人々に「ご注意申し上げる」などと呼びかけている。


歌舞伎町の客引き撲滅に向けた「異色キャンペーン」
1時間おきに流れる「フハハハハハ!」

   夜の歌舞伎町を歩いていて、客引きに声をかけられた経験のある人は多いはずだ。何度も呼び止められるだけで面倒なものだが、中には異常な価格設定の「ボッタクリ店」を紹介してくる悪質な客引きもいる。

   そんな悪質な客引き行為の危険を周知するため、2016年7月下旬から始まったのが、歌舞伎町の街頭スピーカーから流れる、一風変わった個性的なアナウンス放送だ。例えば、『皇帝ウインドブラストX』というオリジナルキャラクターが登場するパターンでは、放送は「フハハハハハ!」という高笑いで始まる。その上で、
「歌舞伎町を楽しむ善良なる諸君。貴公は知っておるか? 客引きが全員ぼったくりであるということを。3倍どころではない。あえて言おう。やつらはカスであると。200パーセント!200パーセントぼったくりだ!ぼったくりの客引き、やらせはせんぞ!」

と力強く呼びかけるのだ。

   いったいなぜ、こうした個性的なアナウンスが生まれたのか。放送を企画した地域団体「歌舞伎町タウン・マネージメント」事務局長の藤林文男さん(67)は11月16日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「普通の放送では、通行人は聞き流してしまうでしょう。どうしたら放送に耳を傾けてくれるかを考え、キャラクターなどを用いたアナウンスを企画しました」

と説明する。放送は夕方以降1時間おきに、歌舞伎町の中心にあたる「ゴジラロード」などで流しているという。

客引きから「いい加減にしてくれ」


   『皇帝ウインドブラストX』の声を担当しているのは、ベテラン声優の柴田秀勝さんだ。歌舞伎町のゴールデン街で柴田さんがバーを経営している縁から、アナウンスへの出演が決まったという。

   『皇帝?』はオリジナルのキャラクターだが、過去に柴田さんが演じた人気アニメキャラの声を連想させるようなセリフも用意したという。実際、ツイッターなどには、

「歌舞伎町通ったらガンダムのデギンザビがアナウンスで『客引きに気をつけろ!』って言っていた...なぜデギンザビ?」
「歌舞伎町の中央通りで流れてる客引きぼったくり防止のアナウンスが突然なんの脈絡もなく鋼の錬金術師のブラッドレイ大総統になった」
「あら...歌舞伎町の客引き撲滅のアナウンスの声、三代目火影じゃね...?」

といった報告が数多く出ている。


   アナウンスに含まれる「カス」や「200%ぼったくり」といった過激な表現に、問題はないのだろうか。藤林事務局長に聞くと、

「放送の文言については、新宿警察署のチェックや指導を受けて作成しました。ちょっと過激に聞こえるかもしれませんが、警察の担当者も『このくらいだったらいいんじゃない』とか話していましたよ」


と笑っていた。放送の効果は確かなようで、客引きの人間からは「いい加減にしてくれ」とのクレームも出ているという。

   なお、今回のアナウンス企画には、吉本興業に所属するお笑い芸人も参加。お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさんと横澤夏子さんに加えて、オーストラリア出身のチャド・マレーンさんが、外国人観光客向けの英語アナウンスを担当したという。


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